活動紹介−政策・見解

【07.10.22】御望山ルート考

国土交通省の住民説明会に思う

  「御望山の安全性は確認されなかった」とした「御望山調査検討会」の最終結論から、1年3ヶ月を経て国交省が「複数ルート案」を発表した。岐阜市北西部の5地区で住民説明会が行われている。説明にあたっている岐阜国道事務所は、御望山調査検討会の結論を紹介しながら、「もっと安全にトンネルを掘れる」B案を含め、合計4案を示した。素直に考えると自己矛盾ではないのか、と疑問に思うが、きっと彼らの中にはこれまでの公共事業同様、「日本の土木工学をもってすれば、どんなところでもトンネルは掘れる。平地の方が用地買収や、環境問題で大変じゃないか」という気持ちがあるに違いない。しかも、行政のお役人は2年交代である。最後の責任は誰も取ってくれないだろう。しかし6年もかけて専門家が詳細に調べて「トンネルは掘れるだろうが、山に触るのは危ない」と指摘したのである。技術を過信してもらっては困る。今でも雨や地震のたびに、寿命をすり減らしている山のふもとの住民に思いを寄せてほしい。写真は住民説明会(県方公民館)

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