活動紹介−思いつくまま・・

【08.02.13】「母べえ」鑑賞記

戦前・戦中、繰り返してはならない時代

  山田洋次監督の80作めの作品は、真正面から戦争の治安維持法を取り上げた「母べえ」だった。ドイツ文学者の「父べえ」は政治犯として逮捕されるが、それは自分の思いを正直に(それもそうとう控えめに)書いただけのことだった。面会もままならず、2人の子どもを抱え苦労する母べえ。「隣組」で近所同士が見張りあうような仕組み。戦争が始まり、「国のために死んでこい」と送り出す家族。「贅沢は敵」とキャンペーンをはって「あなた、服装が派手です」「口紅が赤過ぎます」などと大真面目に注意する婦人連。どの場面をとっても戦争は、本来の人間の姿を奪い、変えてしまうものだと実感する。

  それにしても、吉永小百合さんは、お若い。60歳にして小学校の子の母を演じても何の違和感もないもの。自分の母は戦争反対とは言えなかった。だからその思いもこめて、平和を守りたい」と語る吉永さん。美しさは中身から出るものでしょうか?でもやっぱり顔形もちょっとはあるよね(^^ゞ

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